最近エンジニアが流行りだけど、エンジニアってよくわからない!
プログラミングスクールがブームだけど、プログラミングの仕事のイメージがよくわからない!
こんな経験がないでしょうか。
高収入だし、プログラミングスクールが盛んだし、エンジニアになろうかなと思っている方は多いと思います。
けれど、IT業界とは言っても、自社開発とか受託開発とか、SESとか分からない!という方も多いと思います。
ということで、IT業界をざっくり理解していきましょう。
そして今回は、IT業界の中でも受託開発とSESとの違いについて解説します。
実際、私も一社目がSESで、その後SIerでも就業した経験があるので、体感的に感じた違いなども説明できればなと思います!
IT業界とは言っても様々
まず、IT業界は一言で言っても様々です。
なので、IT業界を大きく3つ分類していきます。
IT業界は大きく分けると、
の3つになります。
他にも分類はありますが、一旦こういった分類で解説していきます。
自社開発
自社開発は、自分の会社でWebサービスをつくる会社です。
具体的には、
といったIT業界で割とイメージしやすい会社です。
受託開発(SIer)やSES
受託開発やSESといった会社は、IT化したい会社がWebサービスの依頼をもらう会社です。
具体的には、
といったIT業界の裏方的なイメージを持たれやすいです。
受託開発(SIer)とSESの違いとは
請負か準委任契約か
では、受託開発(SIer)とSESの違いは何か。
ここは結構複雑になりがちです。
一応言葉で説明すると、受託開発(SIer)は請負で、SESは準委任契約という違いになります。
とはいっても、いきなり請け負いとか準委任契約とか言われてもピンときません。
なので、
図でイメージしよう!
以下の図を見てください。
まず、エンジニアの仕事はいくつかの工程に分かれています。
各工程のうち、全ての工程を請け負うのが受託開発(SIer)です。
そして、各工程ごとに労働者を契約するのがSESです。
SESは少し派遣的なイメージですね。(細かくは違いますが)
受託開発(SIer)とは請負契約
受託開発(SIer)は、IT化したい会社が導入したいシステムを全て会社が請け負うことです。
契約の分類としては、請負契約になります。
SESとは準委任契約
SESは、IT化したい会社が導入したいシステムを工程ごとに社員を派遣することです。
契約の分類としては、準委任契約になります。
準委任契約は、受注者が、依頼されたことするのを約束する契約のことです。
こういった専門用語を多用すると、より複雑になりがちです。
ざっくりとしたイメージとしては、先ほどのこの図を描けていれば、エンジニア就職には困らないと思います。