いざ転職活動をしていても、
どれが良い求人なのかわからなくなってきた。。。
結局どこに転職したいのかわからない。。。
などの経験はありませんでしたか?その原因の大半は転職の軸を決めているかどうかにあります。
とはいっても、
転職の軸???なにそれ?
という方のために、この記事では転職の軸とは何か?からなぜ必要なのか、どう軸を決めるのかまでを解説します。
転職の軸とは
転職の軸は、転職における最優先事項のことです。
もう少し解説を加えると自分が転職するうえで、仕事を選ぶなかで何を重視して、何を捨てるかということ。
例えば、エンジニアという職種に就きたいという職種軸を重視するのか、職種は何でもいいからワークライフバランスの整った会社に就きたいのか。
などなど、仕事や会社を選ぶ際の基準値となるものこそが転職の軸に当たります。
なぜ転職の軸が必要なのか
なんで転職の軸が必要なの?
一番の理由は、決めないとふわっとした転職活動になるからだよ。
もし仮に、今の会社が何となく嫌なだけで転職活動をすると、中々自分が入りたい会社が決めきれなくなったり、入社できたとしても実際思ってた雰囲気と違ってやめたくなったりします。
また、転職の軸を曖昧なまま転職エージェントに相談すると、転職エージェントも商売なので誰でも入れるようなブラック企業に流されるかもしれません。
こっわ。。。
そうならないように、転職の軸はしっかりと決めておきましょう。
転職の軸の決め方
転職の軸を決める方法は大きく以下の3つのステップに分かれます。
それぞれ解説します。
理想の未来をイメージ
まず、自分が転職したうえでどう働きたいのか考えましょう。
たくさんお金を稼いでタワーマンションに住みたいのか、地方でいいから地域の人と仲良く暮らしたいのか、秒速で稼いでセミリタイアしたいのか、などなど。自分なりの願望を言語化してみましょう。
私もたまに「やりたいことがないんです」と転職相談で聞きますが、やりたいことは特に決めなくてもいいかなと。
やりたいことが無くても、何かしら「こうありたい」という願望はあるはず。若いうちにお金を稼ぎたいのか、長くゆるく働きたいのか、副業で資産運用したいのか、などを具体的な言葉で考えると、次のステップである現在の自分とのギャップが明確になります。
今と理想とのギャップを具体化
大体、こうありたいという願望が決まれば、現実とのギャップを明確にしましょう。
正直、今の職場で実現できるなら転職する必要はありません。下手に転職せず現職を頑張っていくのをおすすめします。
実際に上司や社長など会社の人にこういう風にキャリアを築いていきたいんですけど、と相談してみてもいいと思います。意外と言ってみると実現できるかもしれません。
ただ、それでも無理な場合は、現実と理想とのギャップを具体的にしていきましょう。例えば、若いうちに稼ぎたいのに自分の理想年収が社長よりも高い場合。よっぽど事業が成長でもしない限り今の職場では実現できないと思います。なので、理想の年収が理想の年齢で稼げる業界や職種、会社を転職サイトなどで探してみましょう。
こういうステップで現実と理想とのギャップを具体化させて、理想の条件を書き出していきます。
主な条件の例としては以下になります。
- ワークライフバランス
- 仕事の裁量権
- 職種
- 社風
- スキルアップ
- 年収
- 勤務地
- 会社の規模
- 役職
他にも転職サイトや転職エージェントで検索かけたり求人を見たりして条件を考えてみましょう。
条件ごとに優先順位を決める
前回のステップで、理想の条件が書き出せたら、次は条件ごとに優先順位を決めましょう。
理想の未来を実現させるのに、一番必要な条件とは何か?逆に何の条件なら捨てられるか?を考えます。特に、何の条件を捨てるか?を考えることが肝です。あまりに現実と乖離した条件ばかり欲張るといつまでも転職ができなくなります。
なので、この条件なら捨てても構わないラインや妥協点を考えておきましょう。
最後に
ということで、転職の軸の解説でした。
まとめると、
ということでした。
確固たる転職の軸を転職エージェントに相談すると、エージェントの方もこの人はちゃんと考えているなと認識され、転職活動においても強い味方になります。
皆さんの転職活動の参考になれば幸いです。
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